⑨ 半分ヤケクソ?!待ち伏せ作戦!(その②)
さて次の朝・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。待つこと30分くらい?!
(地面が)・・・ボコ!「!!してやったり!!!」
たまたま庭に出て待っていた時だった。距離は約4m・・・・。
これ以上は「無理!」と言うくらいのハットリ君もビックリ!するくらいの”忍び足”で近づき
次の「ボコ!」を待ちます・・・・・・・・。10秒経過・・・・・・・。今攻撃するべきか
ヤツはそこ(目の前)にまだ居るのか、またはもう既に行ってしまったのか?・・・いや
絶対にバレていないくらいの足音のレベルだったはずだ・・・・。
次のボコ!を待つべきか、・・・それとも!
むざむざと逃げられるくらいならとっとと攻撃するべきか・・・?!
そんなことが、一瞬にして頭の中を駆け巡る(この間約5秒!)心臓は超バクバク!
「タァ〜〜〜ッ!!!」・・・と、朝の6時に、はたして叫んだかどうかは、自分でも 覚えていないが、、、(いや、多分叫んでいないと思います。。。多分。。。)
シャベルを思いっきり、地面に突き刺す・・・・・・・。3秒後、辺りを、信じられない!くらいの速さで、堀まくる。
しかし、ヤツの影はなし。
慌てて、攻撃ポイントから離れたトンネルもチェックするが、まったく気配もなし。。。
絶対に!これ以上の忍び足は無理!っていうくらい静かに近づいたのに!
何故だ!何故分るんだぁぁあああああ!
失意のうちに、また地面をキレイに平らにする。フッフッフ。まだあきらめない。
そう。ここ一週間位のリサーチで、私は知っている。
一回通ったモグラは、多分、”行って、帰ってくる”のだろう。30分くらいすると、もう一度そこを通る率が、けっこう高いのであるっっ!!!
今度は、気配を消すためにも、窓越しに”ポイント”が見える場所で、じっと待つ。。。
「「「「「「−(ぼこ!)−−−−−はやり!来たっっっ!!−−−−−−」」」」」
今度も、ケムマキも舌を巻くほどの忍び足で、ポイントへ近づく。。
今度は、待たない。そっこーで一撃だ!!ポイントへ近づくと同時に!
「!!クケェエエエエエっっ!!」(と、叫んだかどうかは定かではないが、、、)
しかし唖然。以後は、一回目と全く同じプロセス・・・・・。
ど〜〜〜なってんだぁあああああ!!!!
しかも、この、同じプロセスを3日程。
合計”アタック!回数”、なんと!4回程度やりましたが、結果は全て、同じでした。
(本当に実話です。。。ネタではありません。。。(泣))
「同じ哺乳類に負けてたまるか。負けるわけないじゃん!」・・・・
そんな軽い気持ちで始めた「モグラ駆除」が、まさかこんなことになるなんて、
夢にも思っていなかった。
完敗ジャン。。。しかも、完全に、馬鹿にされてるくらいに。。。。。(号泣)。。。
この時はまさに、砂漠で遭難した人が、「・・・・も、、、もう、、、だめだぁ〜。。。(パタ)。」と、ベタに倒れるシーンが、目に浮かびましたね(笑)。
・・・しかし次の瞬間。震え上がりました(それを言うなら「奮い立ちました」?!)
これはもう、オレの全能全知を投入するしかねぇ・・・。
おやっさんよぉ〜(誰だ?!)・・・もう誰もオレを、止められないぜ・・・へっへっへ。 |