⑩ モグラマシ-ン3号登場!
もう頭ったまきた。我ながらモグラ相手に”大人気ない・・・”と自嘲しつつも、本気でやらなければ、もうどうにもならない。
「トンネルタイプ」もだめ、「落とし穴タイプ」も駄目なので、次は、「グサ!っとささるタイプ」を作ることを決意する。
前から、「グサ!っと刺さるタイプ」が、穴をいじらないので、もっともモグラに違和感を与えず、かつ仕掛けやすい、もっとも合理的な方法であるということは分っていたが、システムの構築が大変そうで、面倒だったので、着手しなかった。
しかしそうも言っていられない。
まずは、ホームセンターで、一番「長い釘(五寸釘?)」を買ってきた。
これを、金ヤスリで、ギコギコ砥いでいく。キンキンに、尖らせた。
この工程は、女房殿にも手伝ってもらった。
夜だったが「ハンドメイド欲望」が抑えられず、、、、
おもむろに、部屋のど真ん中で作り始めた。・・・・そうすると、「あの工具が、この工具が・・・」なんて言っているまに、部屋の中は工具だらけ。
途中からけっこうどうでも良くなって、更に”オガクズだらけ・・・”という始末(笑)。
部屋の中がそんな風になっても、文句一つ言わず、ただただ馬鹿みたいに夢中で作っているオレを見ている女房殿に感謝!
(しかも手伝ってくれたし。。。。(笑))
見た目はどうでも良い・・・。機能性重視!
ほとんど廃材?!などをかき集めた材料なので、見た目はそ〜と〜ショボイです。
さすが器用貧乏なオレ。仕掛けの作動部分のシステムを、あぁでもないこうでもない・・・
といいつつも、着々と作っていく。擦動部分については、強度面と、よりよく滑るために、アルミの板を貼り付けたりもした(アルミとアルミの方が、”より滑る”と思ったら、思ったより、”アルミと木”の方が滑りが良かったりもする。)
そんなこんなで、数時間後、完成。
動力は、「輪ゴム!」(・・・・ショボッ!!!!!)
・・・しかし侮るなかれ。
輪ゴムとは言えども、合計20本とか入れると、カナリの動力になる。
ためしに、下に合板を敷いて、部屋の中で、緊張の初動作テスト。
「・・・・・・クリクリ(動作板をいじる)・・・・・・ ズドンッッ!!!・・・・」
「おぉおおっ!!!・・・・・怖っっ!」・・・・これが、見ていた女房殿とオレのまず第一声の感想(笑)。けっこう物凄い発射音?なんです。
見事に、合板に、ぶっっ刺さってる!!
さぁ〜、どうなることやら。
これで獲れなかったら、諦めて、何かしらの市販の「モグラ獲り機」を買っちゃおうかな〜と、少しだけ思っている。。。
え?そんなら、初めから買えって・・・?
まさにその通り!なんです!!
「モグラ獲り器」のハンドメイドをお考えの方は、絶対にオススメしません(笑)!
初めから買ってしまった方が、精神的な面・時間的な面、金銭的な面など色々な面で絶対にお得です! |